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2005年度全日本実業団選手権大会

2/2(木)〜2/5(日)きたえーるにて ■日本実連HPの日程表(男女)はこちら 今大会の展望

予選ブロック組分け
W組 秋田銀行 丸紅 くきや 東芝柳町
X組 鶴屋百貨店 三井住友 山武藤沢 JSR
Y組 山形銀行 北國銀行 クラヤ 伊藤忠

 

予選リーグ第1戦 初日成績2勝3敗
伊藤忠、山形に50点差で玉砕!
クラヤ、北國に大逆転勝利! 
山武藤沢、鶴屋にボコられる!
三井住友、JSRに41点差勝ち!
丸紅、伏兵くきやに痛い敗北!
公式記録
(実連HP)
2/2(木) 12:50 Cコート 山形−伊藤忠 95(28-15/26-8/22-9/19-13) 45  BOX
同 12:50 Dコート ●北國-クラヤ 64(19-14/23-14/7-19/15-2774 BOX
同 14:30 Cコート  鶴屋-山武藤沢 122(27-5/30-2/33-11/32-7)25 BOX
同 14:30 Dコート 三井住友-JSR● 77(28-5/16-17/11-12/22-2)36 BOX
同 16:10 Cコート 秋田-東芝柳町 109(27-13/29-6/24-12/29-13)44 BOX
同 16:10 Dコート くきや-丸紅 59(17-16/10-14/16-8/16-9)47 BOX
予選リーグ第2戦 二日目成績対外試合2戦2敗
伊藤忠、北國を3Qまでリードするも逆転負け!
クラヤ、負傷の大崎が根性を見せるも山形に力負け!
三井住友、山武藤沢に51点差で余裕の勝利!
丸紅、森崎&渡邊の3pt大爆発で東芝柳町を粉砕!
 
2/3(金)11:40 Eコート 伊藤忠-北國 62(12-10/21-14/17-21/12-25)70  BOX
同 11:40Fコート クラヤ-山形 567-20/11-20/18-23/20-2083 BOX
同 13:20 Eコート 山武藤沢-三井住友 44(7-28/17-24/9-20/11-23)95 BOX
同 13:20 Fコート 鶴屋-JSR 107(28-9/28-7/23-9/28-6)30 BOX
同 15:00 Eコート 東芝柳町-丸紅 41(7-27/10-38/12-16/12-36)117 BOX
同 15:00 Fコート 秋田-くきや 78(23-11/17-11/17-15/21-20)57 BOX
予選リーグ第3戦 三日目成績対外試合1勝2敗
クラヤ大勝、伊藤忠の野望を打ち砕く!
三井住友、鶴屋に惜敗するも2位通過!
山武藤沢、JSRを下し初白星を挙げる!
丸紅、1Qでつまずき秋田に大敗! 
 
予選ブロック最終成績
W組 X組 Y組
秋田3勝 鶴屋3勝 山形3勝
くきや2勝1敗(1.09)  三井住友2勝1敗(1.54)  クラヤ2勝1敗(1.05)
丸紅1勝2敗 山武藤沢1勝2敗 北國1勝2敗
東芝柳町3敗 JSR3敗 伊藤忠3敗
2/4(土)10:00 Cコート 山形-北國 95(24-9/31-15/27-18/13-19)61 BOX
同 10:00 Dコート クラヤ-伊藤忠 91(19-21/23-10/18-16/31-15)62 BOX
同 11:40 Cコート 鶴屋-三井住友 70(20-19/23-18/14-7/13-15)59 BOX
同 11:40 Dコート JSR-山武藤沢 53(11-15/17-18/14-8/11-27)68 BOX
同 13:20 Cコート 秋田-丸紅 78(31-8/12-12/16-10/19-10)40 BOX
同 13:20 Dコート くきや-東芝柳町 85(27-14/17-14/29-10/12-20)58 BOX
準決勝 カンジツ代表三井住友は、ダブルスコアで秋田に完敗!
山形が鶴屋との大シーソーゲームを1点差で制す
 
2/5(日)10:00 Aコート 鶴屋-山形 76(18-26/16-9/33-22/9-18)75 BOX
2/5(日)10:00 Bコート 秋田-三井住友 39(10-19/9-20/14-21/6-20)80 BOX
決勝 秋田が山形を下し2連覇、今季2冠達成!  
2/5(日)13:00 Bコート 秋田-山形 88(23‐22/19-15/23-13/23-22)72 BOX

 

今大会の展望
(細字は外部リンク)

■いよいよ札幌が近づいた。組分けをみると、Y組がいわゆる「死のグループ」になった感がある。サッカーW杯欧州予選でのアンドラあるいはサンマリノなどにあたるチームが無いため、全3組の得点率勝負となる2位通過は不可能といっても良さそうだ。したがって、決勝トーナメントへ進出するには、何としてでも首位通過が必要となる。W杯アフリカ予選なみの厳しさだろう。しかしながら今回のアフリカ予選では、実力のあるナイジェリアもカメルーンも結局出場権は得られなかった。ということは、今季全実競技大会3位社会人大会準優勝をはたし、本命と思われる山形もどうなるか分からない、と考えても良かろう。

いずれにせよ、初日の山形-伊藤忠、クラヤ-北國戦が非常に重要になるに違いない。特に伊藤忠に関しては、関東4位ということで、相手が油断しているかもしれないため、そこを抜け目なく突いて行ってほしい。関東選手権準決勝では、秋の王者三井住友を、残り20秒で3点差、毛塚の狙って打った3ptが外れて惜敗というところまで追い詰めたのだから、実力的には十分戦えるはずだ。あとは、勝負どころでのマリーシアが炸裂するかに注目しよう。 一方の対北國戦。丸紅を全実競技大会で苦しめたのが6番と16番だ。この二人を上手くケアし、クラヤにはなんとか船橋のあだ討ちをはたしてもらいたい。特に、実学オールスターで3pt王のタイトル獲得を果たしたカンジツの若きシューター、白田の雪崩のような遠距離砲が凍てつく北の大地に轟くことを期待。

Y組で初日にどちらかが勝てれば、山形、北國もプランが大いに狂うはずだ。そこを狙っていきたいところである。そのほか、最終日の直接対決。これも見逃してはならない試合だ。今季のカンジツでは結果的に4位の椅子に落ち着いてしまった感のある伊藤忠が、シーズン最終試合で念願の下克上を果たすか。それとも、クラヤが銅メダリストの意地を見せるか。

■W組は、なんといっても秋田が準決勝進出の本命候補だろう。9月、全実競技大会で優勝、11月の社会人大会では鶴屋に敗れたものの、1月の全日本選手権では、学生2位の鹿屋体大を大差で破るなど、今季はすでに輝かしい成績を収めている。だが、好事魔多し。秋田のスケジュールを見ると、かなりハードな印象を受ける。上記の3大会のほか、10月には岡山での国体。そのほか、東北内での泊りがけ遠征も相当こなしている模様だ。疲労の蓄積が無いといったら嘘になろう。

そう考えると、長崎、滋賀、金沢と3年連続で苦渋を舐めさせられてきた丸紅にも、付け入るチャンスが大いにあるはずだ。また、開催地の高校出身の選手が複数いることも好材料となる。厳冬となった今季、厳しい環境でのコンディション作りに、過去に培ったノウハウが活かされることだろう。3戦目の直接対決では、今度こそ、リーグで見せた脅威の3pt都選手権でみせた激しいディフェンスを組み合わせ、なんとしてでもこの宿敵を打ち倒してもらおう。注目選手を一人挙げるならばやはり、椎木。その切れ味鋭いドライブで因縁の相手をずたずたに切り裂くことが出来るか。

丸紅にとって少々不気味な存在になりそうなのが近畿代表のくきやである。一昨年の滋賀で実現した両者の直接対決では、丸紅が大差で勝利を収めているが、昨季、今季ともに、関東勢との対決がないだけにその実力は未知の部分が大きい。だが、同チームは、178cmを筆頭に170cm代の選手を5人擁することから、丸紅戦ではミスマッチとなるケースの多発が予想される。丸紅には、高さで負ける分、運動量で相手を圧倒することを期待しよう。また、X組の結果次第であるが、この組では2位通過も可能であることから、丸紅、東芝柳町ともに、くきやを願わくばきっちり叩き、決勝トーナメント進出の確率を少しでも高めてもらいたい。

■X組でシードされたのは鶴屋。9月の全実競技大会では秋田と決勝戦で対決、3Q終了時、9点差と優勝に手をかけたものの、最終ピリオドで一気に逆転され、準優勝に終わる。その悔しさをぶつけた11月の社会人大会では、準決勝で秋田を撃破したのに引き続き、決勝では山形をも破り見事優勝。今大会シードチーム同士の直接対決を制するかたちとなった。1月の全日本総合選手権こそ、Wリーグの日立HTに敗れたものの、実業団では屈指の強敵であるといえそうだ。キャプテン馬場へのインタビューによると、「泥臭いところを頑張るのが、鶴屋のいいところ」(s-move)なのだという。

また、日本協会hPに載ったチーム紹介ページの写真を覗くと、普段から地元メディアの関心も高いこともあってか、見られることを意識したものとなっている。地域の代表としての意識も高いのだろう。ところが、である。こちらの写真の写真を見て欲しい。これは一昨年のものだが、一見すると今年の方が非常に進歩しているように思われる。だがしかし。チーム紹介の項にある紹介文がなんと、今年のものと同一なのだ。こういうところにこそ、同チーム攻略の鍵があるように思えてならない。対戦する今季関東選手権王者の三井住友としては、相手の見せるであろう隙を逃さず、したたかに食らいつき、ぜひとも白星を挙げてもらいたい。注目選手としては、秋の大会で好調ぶりを見せ付けた七尾と岡野を挙げよう。インサイド七尾の華麗なフェイドアウトシュート、フォワード岡野の軽快なステップワークはいずれも、鶴屋にとって脅威となるに違いない。また、選手層の厚さも三井住友の大きな武器となろう。遠征先での連戦という厳しい条件で、そのアドバンテージが発揮される場面が必ずや訪れるに違いあるまい。いっぽう、鶴屋と初日に当たる山武藤沢には、持ち前の粘り強いディフェンスで鶴屋を苛立たせ、カンジツの恐さを味わわせるような場面を作り出しくれるよう期待したい。

この組の中では、過去の全国大会での成績を見る限り、JSRがいわゆるフェロー諸島のような存在になると思われる。したがって、このチームからは、単に勝ち星を挙げるだけではなく、いかに大量得点をするかが、2位通過を狙う場合、重要となるはずだ。三井住友には、初日から全開で相手に当たっていくことが望まれる。いっぽうの山武藤沢としても、JSRから勝ち星を挙げることで満足するのではなく、鶴屋に加え、三井住友に対してもチャレンジャーとして果敢にぶつかっていってもらいたい。

■上で少し触れたが、今大会シードとなった秋田山形鶴屋の3チームはいずれも、地域での関心がかなり高く、地元紙にしばしば登場する。メディア露出が非常に少ないカンジツ勢からすると、羨ましい限りだ。だが、ここでひとつ考えて欲しいことがある。これら3チームを撃破したならば、その結果が、負かした相手の地元新聞に掲載されるという点だ。自チームの勝利を伝える敵チームの地元新聞記事を読むことほど、気分のいいものあるまい。関東から参戦する6チームにはぜひ、札幌での宿舎で、あるいは東京に帰ってきてから、敗戦を悔しそうに伝える記事をビール片手に読む自分の姿を頭に浮かべつつ、試合に臨んでもらおう。そして、全実タイトル獲得の朗報を目にしながら、勝利の美酒を飲む喜びを、我々にも味わわせてくれるよう願ってやまない。                                                                          

 

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