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■東京都選手権決勝&3決■
2005.10.2@東電学園体育館


■日本の中心、東京。日本の華、東京。そんな日本の中華たる東京の、王者を決める日がやってきた。だというのに筆者は昨日の準決勝2試合を観戦した後、調子に乗って埼玉まで学生のゲームを観に行ってしまった疲れがあり、正直かったるい。MOTOさんの車に載せてもらえることをこのときほどありがたいと思ったことはなかった。運良く、道もすいており、9時過ぎには、会場到着。3決の試合前練習からみる。クラヤ対伊藤忠である。今日は昨日よりも気温が高い。試合も熱くなりそうだ。

 

3決 伊藤忠-*クラヤ

 



■先発
 伊藤忠 綿貫、渡辺、登、佐藤、毛塚
*クラヤ 楠田、斉藤(由)、山崎、佐藤、白田

■1Q、毛塚の3pt2発などで先手を取った伊藤忠が終始僅差でリードするのを、クラヤが*斉藤(由)、*白田のカットインなどで追いかける展開。だが、残り2分台から、伊藤忠が登の3ptの二本を含む連続得点。終了間際には、*綿貫のシュートが落ちたところを*佐藤がORを拾ってゴール。24-16と8点差にまでリードを広げる。

■2Q、序盤は、両チームともTOが続き得点が止まる。だが、7分台から5分台にかけてクラヤが*楠田、*山崎の連続得点で差を詰めると、伊藤忠も毛塚、綿貫の得点で逃げる。残り3分台には、こぼれ球を追いかけ、両チームの選手が床面でもつれ合い、「つぶれた」状態になるのが、立て続けに4回起きるなどヒートアップ。伊藤忠は、クラヤを食らうために、ついにその牙を剥き出しにしてきた感じだ。勝ちにこだわる気持ちが体育館中に横溢していたぞ。だが、クラヤも負けじとばかり、じりじり差を詰め、33-32で前半終了。

■3Q
9:39 登→渡辺の正面ジャンプシュート 35-32
9:05 *白田 左30度3pt 35-35
8:12 *佐藤→楠田 35-37
   ここで、クラヤベンチから満を持して「ディーフェンス」コールがあがる!
8:26 登の3pt×、自分でORに飛びこみ、37-37
7:42 *楠田→右隅の*白田→正面*楠田 37-39 スピードに乗った秀逸な攻め!
7:20 速攻から*白田のストップジャンプシュート 37-41
7:06 登 FT2/2 39-41
6:27 登→正面毛塚の早い3pt リングに当たって跳ね返るが入る!42-41。本人ガッツポーズ。湧き上がるベンチ!このあとタイム。伊藤忠監督が大きな声で「ディフェンス、ディフェンス」と指示。初めて声を聞いたような気が。
4:30 *白田→*山崎 FT1/2 42-43
3:45 速攻から柴野が強引なカットインでFTを取り、1/2 43-43
3:28 *斉藤(由)のカットイン FT2/2 43-45
3:15 *楠田がパスカットからそのまま走り、43-47
   このあと、伊藤忠のパスが合わずTOに。
2:26 クラヤの攻め、*楠田を渡辺がゴール下ですっぽんマーク。24秒オーバーに追い込む。
2:07 *佐藤→レーザービームパス!→*楠田 43-49
1:55 毛塚?→登 45-49
1:34 伊藤忠5F *山崎 FT2/2 45-51
   このあと渡辺がトラベリング
0:00 一番小さい綿貫が頑張り、DRを取るが、攻めに出ようとした瞬間バランスを崩し転んでしまう。転がったボールを*白田が奪い、正面ブザービータージャンプシュート! 45-53 このプレーは大きかった。

■4Q
9:53 毛塚→ロングフィード→渡辺 バスカン○ 48-53 伊藤忠の十八番のプレーだが、綿貫以外にもキャッチできる選手が出てくると、大きな武器になる!
9:41 *白田のカットイン FT1/2 48-54
9:22 伊藤忠?さん 50-54
8:59 渡辺のターンシュート 52-54
7:51 伊藤忠のTOからクラヤの速攻、*白田の左ミドル 52-56
7:00 エンドラインからのリスタート、渡辺のFTとなるが 0/2
   このあと毛塚→綿貫のレイアップを*白田がブロック!
4:42 *佐藤が自陣から走りレイアップ バスカン× 52-58
4:34 クラヤ5F 毛塚 FT 1/2 53-58
   このあと、両チームとも3ptを一本ずつ外す
3:14 伊藤忠5F *斉藤(由) FT2/2 53-60
3:02 佐藤→毛塚のカットイン FT2/2 55-60
2:39 伊藤忠ファール *白田FT2/2 55-62
   このあと、登のシュートがリングの上で弾んで落ちる。惜しい!
2:09 *斉藤(由)右45度3pt 55-65 今日も大活躍!
   このあと毛塚の遠めミドル×
1:56 リバウンド争いでクラヤファール 渡辺 FT1/2 56-65
1:32 *白田 56-67
1:23 ゴール下でのパス交換から毛塚の正面遠目3pt 59-67
0:44 登のジャンプシュート 61-67
0:22 伊藤忠の速攻、毛塚が左60度3ptを打った瞬間に、クラヤがファール。
「痛てぇー」と叫んで転がる毛塚! ボールはリングに当たって惜しくも落ちる。FT3/3で 64-67 3本よくそろえた。さすが親分!肝っ玉の坐り方が違いますな。
  このあとの攻撃、クラヤがキープ。
0:10 最後に*白田が決め、64-69でタイムアップ

■非常に見ごたえのある試合だった。伊藤忠がついに底力をあらわしたとの印象を受けた。DEF面で楠田にやりたい放題させなかったのが大きかったように思う。クラヤでは、昨日に引き続き、斉藤(由)の果敢な攻めに目を引かれる。カットインのキレには格別なものがあった。また、同じ「鉄砲玉」同士の綿貫とのマッチアップはスピード感満点、迫力充分。カンジツを観る楽しみが増えた感じだ。銅メダルは、最後に粘りを見せた試合巧者のクラヤの手に渡ったが、関東選手権では伊藤忠もタイトル争いに絡んできそうな予感がする。さぁ、台風の目になれるか?

 

決勝 丸紅-*三井住友

 

■先発
丸紅     森崎、椎木、横山、関口、岩波
*三井住友 七尾、鈴木、山下、岡野、渡邉

■1Q
9:42 *山下→*渡邊(芳)→*鈴木左45度3pt 0-3
9:30 ハイポストの関口→椎木 ×
8:56 速攻から椎木→岩波 2-3
8:30 エンドラインからのリスタートから *渡邊(芳)があっさり、2-5
7:54 *山下 左ミドル 2-7
7:19 *山下 カットイン 2-9
6:52 *山下 左45度3pt 2-12
   昨日は不出場だった*山下がいきなり存在感をみせつけまくっている!
   と、丸紅ベンチからは「前に出せ、気持ちを!」と檄が飛ぶ。

6:22 左から回り込んだ*山下→右から合わせた*岡野 2-14 快調に飛ばす三井住友、あっという間に12点差になる。どうした丸紅!
5:58 椎木→渡邊(舞)右30度3pt×
5:29 椎木のターンシュート FT2/2 4-14
   ここで相手のOFFになった瞬間、丸紅ベンチから「さぁいくぞ」との声が。そう、この日の丸紅は終始激しいオールコートプレスを掛けまくっていた。この攻撃的なまでのディフェンスが今大会の丸紅のテーマだったようだ。
5:05 パスカットから速攻、渡邊(舞)→関口のシュート×→ORから堀江 6-14 バスカン×
   丸紅ベンチからは終始DEFに関する熱い指示が飛んでいる。
4:32 森崎の強気なカットイン 8-14
3分台、堀江がまずパスカットを見せると、次にはORを取り、3:08にはDEFを3人抜きゴール 10-14

堀江がコートに入ると、ボッと火の玉が輝きだす感じだ。エネルギーが観客席まで伝わってくる。伝導でもなく対流でもなく、放射によってである。そう、真空でも伝わる強力なエネルギーなのだ。

2:34 *益田、ダブルチームで守られるが、強引にターンシュート、FT1/2 10-15
   丸紅ベンチ「気持ちが出ていない。声ださんと!」としきりに大声で指示
2:26 椎木、対峙した相手との間合いをはかり、剣道できれいな面が決まったようなミドル 12-15
2:12 *山下→*益田のパスが合わない
1:40 岩波が勝負、14-15
1:24 丸紅5F *水谷 14-16
0:42 森崎、左方向から右へ跳びぬけながらシュートを決め、16-16 これは上手く、そして力強かった。
0:20 *水谷 左ミドル 16-18

■2Q
9:50 *渡邊(芳)ミドル 16-20
9:35 椎木 カットイン 18-20
8:33 *山下→左の*水谷 18-22
8:33 椎木、ゴール前で鮮やかなフェイクをいれて 20-22
7:56 ダブルチームにつかれた*本間→*益田 ミドル 20-24
6:37 *武石、ダブルチームにつかれながらもゴール 20-26
6:25 堀江、DEFに身体を預けながらのシュート 22-26
6:09 速攻から椎木がカットイン FT2/2
   このプレーには丸紅応援団長氏、「ユリ負けるなー、飛ばしちまえ、飛ばしちまえ!」
5:06 *鈴木 正面ミドル 24-28
4:38 *鈴木→ロングパス→*益田 DEFと競りながらシュート FT1/2
   この一連の場面は、攻守ともかなりのスピードで移動しながら生まれたプレー。非常に格好良かったぞ。

3:30 *鈴木のフェイドアウェー失敗
3:18 椎木がカットイン、ゴール裏まで入り込み、マイナスのパスを出し、左30度3pt 27-29
   ここ、得点者をメモっていないのだが、確か森崎だったように思う。自分としては椎木のパスの段階で痺れまくってしまった。
2:18 *山下→*鈴木→*七尾 27-31
   この攻撃、丸紅が絶えず仕掛けるオールコートDEFの一瞬の隙をつき、自陣から早め長めのパスを電光石火で二本つないだ秀逸な攻め!ドリブルなし。DEFの穴を即座に狙った*山下の抜け目無さに息を呑む。
1:33 森崎 カットイン FT2/2 29-31
1:17 丸紅のオールコートをかいくぐった*岡野のミドル 29-33
0:58 森崎3pt×→自分でOR 31-33
0:45 *山下→*鈴木 31-35

■3Q
9:45 椎木→バウンドパス→ゴール前の岩波 33-35
9:05 速攻から椎木、正面「切れまくり」ストップジャンプシュート 35-35
8:12 関口 DEF二人に競り勝ち、37-35 ついに丸紅逆転!
7:03 *岡野 右からカットイン 37-37
6:57 速攻カウンター攻撃のなかから、椎木のジャンプシュート 39-37
   空中で非常に力が抜けており、シュートを打つのに最小限必要な筋肉を、最小限必要な時間だけ機能させているという感じ。観ていてもまったく落ちる気がしない。空中での後姿が目に焼き付いてしまった。当分に消えそうにない。
6:44 *山下→*岡野→*七尾 39-39 パスの展開が非常に速かった。*岡野が今日は見事にブレーク!
6:21 *鈴木、DEFと競り、倒れこみながら、39-41
5:51 関口のレイアップ 41-41
5:33 *山下→ポストとなった*渡邊(芳)→*鈴木の右ミドル 41-43
5:25 堀江、もんどりうって倒れこみながらのシュートが決まり、43-43 これぞ「放射熱源」シュートだ!

4:39 *渡邊(芳)FT1/2
3:54 堀江のパスカットから関口 正面ミドル×
   このあと、丸紅5F *水谷FT0/2
3:00 *鈴木 FT1/2 43-45
2:34 大城→関口 45-45
2:06 *水谷? 45-47
1:22 関口 左ミドル 47-47
1:05 丸紅ファール *七尾 FT2/2 49-51
0:50 内の横山→右外の関口のミドル 49-49
0:38 丸紅ファール *七尾FT 2/2 49-51
両者一歩も譲らないジリジリとコートが焼け付くような展開。丸紅はずっとオールコートで煽りまくり。それを三井住友は山下が起点となって隙を突いてくる。この攻防は本当に見ごたえがあった。
0:00 丸紅の攻撃だったが、ゴール左でパスが合わずターンオーバー、すかさず*山下がボールを奪い、走って正面ブザービーター3pt! 49-54
これは非常に大きなプレーだった。最後、丸紅が同点にして終わるかというところを5点差にしてしまったのだから。

■4Q
9:26 *渡邊(芳)のターンシュート 49-56
8:54 *山下がボールを長く持った後、カットインを仕掛け、49-58 するするっと9点差。
8:32 横山、DEF二人を抜くカットイン 51-58
8:02 椎木が走ってレイアップに行ったところを*鈴木がブロックショット!
7:49 *水谷 51-60
7:26 椎木、これまた身体能力を見せつけるカットイン バスカン× 53-60
6:59 森崎3pt×
6:40 *七尾 ターンしてフェイドアウェー 53-62 お見事!素晴らしい!
   このあと丸紅TO
6:13 *水谷のミドル 53-64
5:20 *渡邊→*山下 右45度3pt 53-67 ここで今度は3ptを決めてくる*山下。たいした選手やのう。
4:37 パスカットから堀江が走り、55-67
丸紅はオールオートの煽りが弱くなってきている感じ。ひつこさが薄れている。さすがに疲れがでてきたか。
3:34 椎木、自陣から走り、57-67

3:19 エンドラインからパスを受けた*七尾があっさり 57-69
   このあたりで丸紅4F
3:04 森崎3pt×
2:50 渡邊(舞)、素早いモーションからの左60度3pt成功! 60-69
2:13 森崎のカットイン 62-69 まだ分からないぞ。
2:05 森崎につかれた*鈴木、一度敵陣にドリブルで入るが、自陣にまた戻るヴァイオレーションを犯し、丸紅ボールに。
1:40 椎木→渡邊(舞)正面3pt×
1:23 *山下 二人抜きでシュート FT1/2 62-70
1:18 三井住友5F 横山FT0/2
1:10 森崎3pt×
0:40 森崎3pt×
0:27 丸紅ファール 三井住友ボールでリスタート
0:21 丸紅ファール *七尾FT1/2 62-71
0:13 横山3pt×
0:05 丸紅ファール *七尾FT1/2 62-72

■今日の試合、度肝を抜かれたのが丸紅の激しいオールコートディフェンス。ここまで長時間、ここまでひつこくかけつづけるのはあまり記憶がない。なかでも、DEF二人でボールマンを攻撃側自陣のコーナーに追い詰めてしまう場面にはびっくりした。この試合の丸紅DEFは、このうえなく攻撃的だったのだ。

■それをかいくぐって、三井住友の攻めのプロデューサーとなったのが、山下。相手のプレッシャーの隙を突くパス出しのみならず、自分からカットインを仕掛けて得点。さらには、決定的な3ptを沈めるなど、縦横無尽、獅子奮迅、八面六臂の大活躍だった。このような素晴らしい選手がカンジツでプレーしてくれることを非常に嬉しく思う。

■三井住友は、2リーグ
、全実@船橋に引き続いて丸紅に対して3連勝。見事『QUEEN OF TOKYO』の座を手中に収めた。初のタイトル獲得なのだろうか。心からおめでとうと言いたい。2次リーグで2連勝したことで、チームとしての自信がついたのではないか。それが、今日の結果につながったように思う。思い出すのは、2次リーグで三井住友の監督がベンチからかけた言葉。「味方を信じて!」、「大丈夫、もう勝てる!」等々。このときのメッセージが、血肉となり、今日、たわわな実を結ぶに至ったのに違いない。

■思えば昨季の開幕戦、三井住友対クラヤの試合。確か七尾が途中で足を痛めながらもなお、プレーを続けているのを審判が「出なさい」と注意。「あー。キープレーヤーが退場か。」と思ったのだが、終盤、また出てきて猛追。1点差までクラヤを追い詰めるも、惜敗する。筆者にとっては、カンジツ初観戦でこのゲームを観てしまったのが運のツキ。こんなの見せられたら、次の試合も観に行かないでどうする? てな、感じで今日にまで至ったわけである。結局、昨季は、リーグも選手権も鷺宮、丸紅、クラヤの3強を崩せずに終わった三井住友だったが、今季、ここまで強くなったことは、カンジツ全体の盛り上がりにとって大きな意味を持ったと同時に、去年まず最初に三井住友の戦い振りに心を奪われた筆者にとってもまことに感慨深い。

■これで今季の丸紅-三井住友の対戦成績はリーグ王者丸紅の1勝3敗となった。だが、この試合の丸紅は、リーグで大爆発した3ptをほとんど決めずに、ここまで三井住友に肉薄することが出来たのは特筆に価する。再戦が実現するとしたら関東選手権の決勝となるが、これは本当にどちらが勝つか予想が出来ない。もちろん、そこにクラヤ、そして伊藤忠も、「ちょっと待ったー」と割り込んでくることも大いに考えられる。さぁ、どうなることだろう。想像するだけでもゾクゾクするぞ。

 


応援席へ嬉しい勝利の挨拶

 

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