■2005年度関東選手権3回戦■
BOSCH体育館@東松山


■池袋から伸びる東武東上線といえば筆者にとって一番縁遠い路線。志木あたりまでは何度か行った記憶があるのだが、その先は未知の大地といった感がある。その地にいよいよ乗り込む日がやってきた。電車が鉄橋を渡る際、遠くを見やると山が近い。武蔵国の奥懐に入り込んだことが感じられる。50分余り揺られてようやくたどりついた東松山。ここから程近いところにあるのが今日の戦いの舞台だ。体育館に入るとコートにZEXELとのペインティングが。休部してしまった男子チームのことを思い出したりしているうちに、試合開始である。

第一試合三井住友対*山武藤沢

三井住友 七尾、鈴木、渡邊、岡野、新井
*山武藤沢 田中、長谷川、岩瀬、本家、来留島

■1Q
9:49 サイドチェンジから岡野の3ptがあっさりきまり 0-3
9:17 七尾の3ptがあっさりきまり 0-5
8:31 PGとして先発の新井、速攻から走ってレイアップ、バスカン○ 0-9
7:53 外の回しから鈴木の3pt 0-12
7:29 藤沢、*長谷川のファーストシュートが落ちる
7:26 鈴木のカットイン→外の渡邊 0-14
6:56 岡野× ORから七尾 0-16
6:52 *岩瀬× ORから田中 2-16
6:21 渡邊→回り込んだ鈴木 2-18
6:05 *田中 4-18
   このあと*本家のブロックショットが決まると、拍手があがる。
5:28 岡野のミドル 4-20
5:15 藤沢ベンチから「ヤスエー、ネラエー」の声が飛ぶ。
   と、*長谷川すかさず3ptを決め、7-20
5:03 鈴木の左ミドル 7-22
4:45 *本家のターンシュート 9-22
   スタンドも沸く!
3:58 藤沢のゾーンDEF、三井住友は手数をかけ、何本もパスをつなぐ。
   最後は、正面で渡邊がフリーとなり、ジャンプシュート 9-24 お見事!
3:46 藤沢5F FT2/2 9-26
3:15 水谷 FT1/2 9-27
2:51 新井3pt× ORから益田 9-29
2:00 速攻から渡邊→岡野→(ナイスパス)→水谷 9-31
1:16 *本家→左から回り込んだ*田中 11-31
0:36 益田、11-33
   あ、たまたま辞書でtapという単語を引いたら、
   英語圏ではtap shotというらしいことが判明。そのシュート。
   このあたり、リバウンドで益田が効いている。
0:07 岡野 左60度3pt 11-36

■2Q
8:13 本間、ブロックショットにも負けず 11-38
7:52 *伊藤→*田中 13-38
6:48 外から*伊藤 15-38
5:52 新井→水谷→ターン→益田 15-40
4:04 *田中がカットイン、DEFをかわしてレイアップ 17-40
   「ホーッ」という黄色い歓声と拍手が!
3:28 *本家→*田中 19-41(ここで点数にずれが。すんまへん)
   すぐに三井住友?さん 19-43
3:04 *本家のスクリーンを使った*岩瀬の左60度3pt命中、22-43 お見事!
2:28 七尾のミドル 22-45
   このあたりの時間帯、三井住友はシュート確率が悪く藤沢に流れが。
1:47 *来留島、DEF二人をかわすカットインで、FT2/2 24-45
   三井住友、ベンチに下げていた鈴木投入
1:17 益田、正面フリー 24-47
0:29 *来留島→ループパス→*伊藤 26-47
0:19 鈴木3pt× ORから益田 26-49

■3Q
9:26 速攻、新井→益田 26-51
8:56 藤沢、24秒オーバー
7:58 *長谷川、敵陣に入ったところでダブルチームにこられトラベリング
7:40 鈴木 FT2/2 26-53
7:12 岡野→鈴木左60度3pt 26-56
5:20 渡邊 FT1/2 26-57
   三井住友、オールコートで守る
4:57 左から藤沢の3ptが決まる!すんまへん、誰かは見逃した 29-57
4:11 *本家 正面ミドル 31-57
  すぐに藤沢の速攻 *来留島→走る*田中への好パス、益田が長い手を伸ばしカット
  どちらもお見事
3:39 鈴木FT1/2 31-58
3:23 *長谷川3pt× ORから岩瀬 33-58
   ここで三井住友、PGを新井から鈴木に交代
2:53 渡邊のミドル 33-60
2:23 渡邊のカットイン バスカン× 33-62
1:58 *長谷川のカットイン 35-62
1:38 藤沢の速攻、スピードに乗ったまま*来留島のカットイン FT2/2 37-62
   「ナイスイン!」との声があがる
1:22 渡邊→本間左0度3pt 37-66
0:44 鈴木のターンシュート 37-68

■4Q
9:08 *岩瀬のカットイン 39-68
6:33 *田中 41-68
6:06 鈴木 左60度3pt 41-71
5:36 *来留島 右60度3pt 44-71
4:53 左の水谷→すばやいターン→走りこんだ鈴木 44-73
4:21 *長谷川のカットイン バスカン× 46-73
3:21 *清野 48-73
2:56 岡野、左からカットイン バスカン○ 48-76
2:28 パスカットから*田中 50-76
1:26 本間→七尾 50-78
1:10 本間→ロングパス→七尾 50-80

■1Q出だしこそ三井住友に走られた感のある山武藤沢だったが、その後は離されることなく、「3強」直接対決6連勝中の相手にずっと食らいついていった。2Qには流れを掴んだり、3ptを決められたら即座にきめかえしたりと、やられまくりだった1次リーグに比べ、格段の進歩があったといえるのではないか。また、ギャラリーが来ていたことも嬉しい限りである。もしかしたら、湘南新宿ラインで筆者と同じ列車だったのかもしれない。我らが湘南のバスケチーム、来週は地元平塚で、札幌行きを賭けた戦いだ。頑張ろう!

■三井住友では、新井がPGを務めていたことに注目が集まろう。だが、哀しいかな筆者は泣く子も黙る筋金入りのシロート。観戦力のなさには誰にも負けない自信がある。よって、いいのか悪いのかよくわかんなかった・・・。すんまへん。いっぽう、そんなシロートながらに素晴らしいと感じたのが水谷。ターンの切れは格別だった。

 

第二試合特別区対*伊藤忠

特別区 鈴木、石倉、藤本、野村、赤津
*伊藤忠 綿貫、渡辺、登、佐藤、毛塚

■1Q
8:56 特別区2本、伊藤忠1本シュートを外した後、赤津 FT1/2 1-0
7:52 正面外の赤津→石倉の左30度3pt 4-0
6:52 特別区、攻めきれず24秒オーバー
   いっぽう、伊藤忠はシュートは打てているものの落ちつづける
6:32 赤津→無人のスペースへスルーパス→走りこんだ鈴木 6-0
   まったくもって素晴らしい!いわゆる点で合わせたプレー。こういう連携を見たくてバスケやサッカーを観戦するんだよな!
5:?? 正面の*毛塚→右の*登の3pt 6-3
5:?? 野村→鈴木 8-3
5:20 *綿貫×→ORから*綿貫 FT0/2
4:01 野村の正面3pt 11-3
   特別区は気迫がすごく伝わってくる。ルーズボールへの飛込みなど迫力がある。
3:27 *毛塚の3pt× きょうはいまのところ0/2
2:47 *渡辺 FT2/2 11-5
2:15 *登の3pt×→滞空中の*綿貫が空中でそのまま流し込み 11-7 お見事!座布団3枚!
2:01 三輪 13-7
1:21 *毛塚→ロングパス→*綿貫→*毛塚カットイン FT1/2 13-8
   カットインのとき、一瞬、緩急を使い分けるのが上手い。
1:08 三輪のパスを*綿貫がカット、そのままゴールで 13-10
   と、伊藤忠ベンチから「ディーフェンス」コールが沸き起こる!
0:33 *登のORkら正面フリーの*毛塚、3pt炸裂 13-13
   このあと、赤津が珍しく3ptを打つが落ちる

■2Q
9:49 赤津のカットイン 15-13
8:56 *毛塚の左3pt 15-16
7:14 またしても*毛塚、こんどは正面3pt なぜか手元スコアは15-21 あれ・・・?
6:55 野村の3pt×→ORから鈴木 バスカン○ 18-21
6:11 ORから*渡辺 18-23
5:55 ゴール前でターンした鈴木 20-23
5:43 藤本→右から走りこんだ野村 バスカン○ 23-23
   ベンチからは「ナイスイン」との声があがる
5:19 *渡辺 23-25
   このあたりの伊藤忠、「ディーフェンス」コールに乗って、前から激しく当たる
4:24 特別区陣内での激しい攻防の末、*毛塚の安定したジャンプシュート 23-27
2:27 野村の遠い3pt命中! 26-27 (有)野村煙火店設立か?
2:05 特別区5F *登 FT1/2 26-28
1:42 赤津がからんだ好パスからの得点 28-28
1:39 *登 FT1/2 28-29
0:57 野村→ループパス→鈴木 30-29
0:15 *毛塚(もしかしたら渡辺)30-31

■3Q
8:34 野村→鈴木 32-31
8:02 伊藤忠、イージーなシュートを外す。ORを取るが、自陣へ戻すバイオレーション。なんかチグハグな感じが。
7:19 野村の3pt×→ORから藤本 32-31
6:39 走ってあがる*毛塚が顔で合図→合わせた*登 34-33 非言語的意思疎通ってやつですな。
5:50 *毛塚、「4番!」と声を出す。ナンバープレーだったが失敗。
5:18 藤本のカットイン 36-33
4:33 ゴール前で粘った藤本→は知りこんだ野村 38-33
4:17 特別区ターンオーバーの後、*毛塚、FT2/2 38-35
3:55 三輪の遠め正面3pt 41-35 ベンチ大湧き!
2:15 赤津、強引にカットイン FT1/2 42-35
1:31 *登のミドル 42-37
   赤津の3pt×
1:07 速攻から*登 42-39
0:02 右の*小田部、倒れこみながら低いパス→走りこんだ*毛塚が拾って 42-41 お見事!

■特別区が一時7点差とするが、伊藤忠が追いつく。両者一歩も譲らない!

■4Q
9:48 *渡辺のターンシュート 42-43
8:48 またしても*渡辺、ターンしてミドル 42-45 お見事!
   その*渡辺、すぐにパスカット
7:28 左から*登のカットイン→正面*渡辺 FT0/2
7:10 エンドラインからリスタート、*田中 42-47
   このあと特別区、敵陣にボールを運べずターンオーバー
6:53 DEF二人と勝負した赤津 FT1/2 43-47
   「ここから、ここから」と鈴木がチームを鼓舞
6:22 ひとりで攻め込んだ三輪 45-47 DEFに戻る際、万歳ポーズ!
4:35 特別区の痛いプレゼントパスから伊藤忠の速攻、*登→*毛塚 45-49
   このあたり、伊藤忠DEFがはげしい
3:58 赤津、ゴールへ向かって長くて低いジャンプしつつ 47-49 お見事!
3:39 *小田部のバックシュート 47-51
3:11 特別区、24秒オーバー
   伊藤忠、またしても*毛塚が「4番!」と叫ぶ。が、さっきとは終わり方が違うような。うーん難解である。
2:43 伊藤忠の速攻、*柴野→*渡辺 FT2/2 47-53
   このあとの特別区、センターライン付近で痛恨のターンオーバー
2:20 *渡辺 47-55
2:05 野村の強引なカットイン FT1/2 48-55
1:22 伊藤忠のスチール
0:55 *渡辺 48-57
0:53 伊藤忠5F 藤本 FT1/2 49-51
0:43 特別区5F *柴野 FT2/2 49-59
0:30 赤津の珍しい3pt成功 52-59 もともと多彩な選手だけに、3ptが打てれば完璧!
   「いけるいける」との声が特別区ベンチからあがる
0:18 *毛塚 FT1/2 52-60
0:07 三輪、DEFに身体をぶつけ、跳ね返りながら 54-60 今日の特別区を象徴するような素晴らしいシュート!

■特別区の気迫が光った試合だった。リーグ戦での先発メンバーの姿が今日も見られず、都選手権の再現かとの思いが試合開始時、よぎったものの、蓋をあけてみると。チーム全体が気合の塊のような様相を呈していた。鈴木、藤本、赤津に加え、三輪、石倉、野村が渾身のプレー。本当に見ごたえがあった。いわゆる、「相撲に勝って勝負に負けた」というのはこのこと。観客は、面白い「相撲」を観たくてノコノコ出かけていくわけで、今日はその意味で非常によかった。次は敵地平塚でのプレーオフ。激戦必至だ。

■一方の伊藤忠。決定力不足を露呈した感がなきにしもあらずだが、最後は〆てきたところはさすが。乱世となった今季のカンジツで、下克上を未だ果たしていないだけに、次の三井住友戦ではぜひ、「強くて剛い伊藤忠」の姿を見せてくれるよう期待したい。

 

第三試合クラヤ対*東芝柳町

 

クラヤ
6落合、7村山、8大崎
9高木、10楠田、11関
12齊藤(由)、13齊藤(知)
14山ア、15佐藤、16白田
クラヤ先発 
楠田、斉藤(知)、山崎、佐藤、白田
*東芝柳町先発
 6、7、8、11、16
   
1Q
7:15 16 2-0
6:45 *11 3pt 2-3
6:22 16? 4-3
6:14 *7 バスカン○ 4-6
5:22 10 6-6
4:50 13 8-6
4:36 *11 8-8
4:08 *8 3pt 8-11
2:48 10 10-11
2:18 *7? 10-13
1:56 14 12-13
1:36 12 14-13
1:15 14 バスカン○ 17-13
0:44 8 3pt 20-13


2Q
9:47 *15 20-15
9:27 10 22-15
9:02 10 24-15
8:32 16 26-15
8:17 *15 FT0/2
8:06 *12 FT1/2 26-17
7:56 13 28-17
7:26 16 3pt 31-17
6:42 K5F *12 FT2/2 31-19
6:30 7 33-19
5:56 *12 33-21
5:40 *15 FT1/2 33-22
4:52 *16 3pt 33-25
4:11 *? 33-27
4:00 7 35-27
2:43 14 37-27
2:20 14 39-27
1:37 10 FT1/2 40-27
1:09 12 42-27
0:23 *7 FT0/2
0:06 *11 FT2/2 42-29
0:00 12 44-29


3Q
9:40 *6 44-31
9:22 10 46-31
8:55 *7 46-33
8:40 16 48-33
8:02 *11 48-35
7:35 10 50-35
6:35 13 52-35
5:40 *7 バスカン○ 52-38
5:07 *7 FT1/2 52-39
3:19 14 55-39
2:55 8 3pt 58-39
2:22 12 3pt 61-39
1:53 8 63-39
1:16 8 3pt 66-39
0:55 12 68-39
0:36 T5F 13 FT2/2 70-39
0:23 *? 70-41
0:06 8 72-41
4Q
9:28 8 3pt 75-41
8:39 8 77-41
8:20 *13 77-43
8:09 10 79-43
7:53 *11 79-45
7:17 *7 79-47
6:50 12 81-47
6:28 10 83-47
6:10 *7 83-49
5:54 *11 FT1/2 83-53?
5:24 10 85-53
4:48 *8 3pt 85-56
4:15 *11 85-58
3:54 15 3pt 88-58
2:11 13 90-58
2:01 *8 90-60
1:44 *7 FT1/2 90-61
1:18 *8 90-63
0:41 9 92-63
0:00 *11 3pt 92-66


■東芝柳町をきちんと見たのは初めてだったが、上手く速く高いという印象。名前をよく聞くだけのことはある。3Q、クラヤの3ptが連続して決まるまでは、「カンジツの3強」に食らいついていったのはさすが。

■クラヤではまず、大崎に目を引かれた。3ptはたぶん10割だったのでは。そのいっぽう、簡単なシュートをはずして見せるという、ツボをおさえた役者ぶり!また、村山、高木がかなり出ていたのだが、よく分からなかった。すんまへん。バスケ観戦にちょっと間隔があいた分、ただでさえ乏しい観戦力がさらに貧弱になった感じが・・・。

 

第四試合丸紅友対*TOTO
丸紅
4森崎、7椎木、9横山
10上野、11堀江、12関口
13渡邉、14岩波
丸紅先発 森崎、椎木
横山、堀江、関口
*TOTO先発 
4、9、14、15、19
   
1Q
8:41 *19 2-0
8:24 12 2-2
8:14 *9 4-2
7:07 *19 6-2
6:46 13 3pt 6-5
6:07 7 FT1/2 6-6
5:45 *15 3pt 9-6
5:41 8 FT2/2 9-8
5:01 12 9-11?
4:33 T5F 12 FT1/2 9-12
4:17 7 3pt 9-15
3:38 4 9-17
3:?? 13 3pt 9-20
2:59 *18 3pt 12-20
2:46 7 12-22
1:57 9 FT0/2
1:45 9 3pt 12-25
0:57 14 FT2/2 12-27
0:43 *15 14-27
0:30 14 14-29
0:14 14 14-31
0:05 *19 16-31
2Q
9:53 *9 18-31
9:17 12 FT1/2 18-32
8:29 11 FT1/2 18-33
7:11 12 18-35
6:51 4 18-37
6:16 *19 20-37
5:43 7 3pt 20-40
5:?? *9 22-40
5:13 14 22-42
4:28 12 22-44
3:45 9 22-46
3:12 *19 24-46
2:30 8 24-48
1:53 7 24-50
1:25 *19 26-50
0:42 13 3pt 26-53
0:24 11? 26-55


3Q
9:51 26-57
9:35 *14 28-57
8:50 4 28-59
8:20 12 28-61
8:00 7 3pt 28-64
7:30 12 28-66
6:42 4 28-68
5:40 14 24-70
5:05 14 24-72
4:49 9 24-74
4:32 *19 26-74
4:05 *13 28-74
4:01 14 FT2/2 32-76?
3:17 8 32-78
2:55 14 32-80
2:21 14 32-82
2:05 14 32-84
1:40 9 FT2/2 32-84?
1:30 13 34-86
0:50 11 34-88
0:17 9 3pt 34-93
0:00 9 34-93
4Q
9:45 8 34-95
8:45 9 3pt 34-98
7:35 8 34-100
5:50 13 3pt 34-103
5:?? *20 3pt 37-103?
4:39 ? 37-105
3:40 *14 39-105
2:42 4 39-107
2:22 7 39-109
?:?? 11 39-111
1:27 *9 41-111
1:21 9 3pt 41-114
?:?? 4 41-116
0:44 *15 43-116
0:38 9 FT1/2 43-117
0:28 *20 45-117
0:15 *19 3pt 48-117

■TOTOでは、PGの19番さんが活躍。途中で足がつってしまい、チームメートにコート外へ文字通り「引きずり出され」ながらも、再び出てきて最後は3ptを沈める!根性あるのう。

■丸紅については、一番印象に残ったシーンをひとつ。4Q、渡邊は3ptを連続で2本外していた。5分台に入って、椎木が自らシュートを打てる場面になったのだが、あえて渡邊にボールを戻し、3ptを打たせる。その結果成功。タイトル戦を来週に控え、入るまでは打たせることで、若手に自信をつけさせようというリーダーシップを感じさせたシーンだった。ま、真相は本人のみぞ知るというところだろうが。

■この日、日中は暖かかったものの、陽が傾くに連れて背中からしんしんと寒さが忍び寄ってきた。バスケ観戦で寒さを感じたのは初めてのような気が。都選手権決勝で、暑い体育館に閉口したのがつい1ヶ月ちょっと前のことだったことを思い起こすと、急に秋が深まった感がある。第四試合終了後、急いで駅へ向かい、7:30発の急行に乗りこむやいなや、暖房の暖かさにほっと一息。帰宅後のテレビで、関東地方に木枯らし一号が吹いたと知る。やっぱりなと納得しつつ、東上線観戦遠征の一日を終えた。

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