■2005.7.2@代々木第二体育館■


■いよいよ今日は一次リーグ最終節。丸紅-クラヤの首位決戦、三井住友-伊藤忠のAクラス争い、山武藤沢-特別区の初勝利狙い。いずれも各チーム本気モード丸出しのガチンコ勝負に来るだろう。さぁ、今日はどんなドラマが待ち受けているのだろうかと期待しつつ朝の原宿駅に降り立つ。まだ人気の少ない街を歩き、会場へ。体育館に差し込む朝の光を感じつつ、試合開始だ。

第一試合 山武藤沢-*特別区

 

■山武対特別区と言えば、昨年度の入れ替え戦、たしか1Qに山武が大量リードで勝利したように記憶している。特別区にとってはリベンジマッチになるわけだ。開始早々、山武は長谷川がスチール、自ら3ptを決めて先手を取る。しかし特別区も*鈴木×4、*赤津、*藤本の3ptと、6連続得点で、4:55には3-14と点差をつける。なかでも、8:30、*山野井がカットイン→外の*藤本→ゴール下へ走りこんだ*鈴木という連携はお見事。守りでも特別区は、山武を24秒ぎりぎりまで追い込む場面がみられたが、監督はまだ満足していない様子。「下がるな!チェックしろよ。コースを」と大きな声が飛ぶ。

だが、山武は4:41、長谷川のFTで息を吹き返すと、3:29には田原の3ptが決まり、8-14。さらに関が特別区*鈴木のシュートをスチールしたり、リバウンド争いで頑張ったりで、2分台には山武の波状攻撃がつづく。2:03、来留嶋のFT1/2で9-14。特別区も1:54、速攻から*赤津がポイント→走りこんだ*藤本のストップジャンプシュートで9-15と逃げるが、1分を切り、山武は、リバウンドの奪い合いのなかから、伊藤→田原で11-15。0:10、来留嶋のスクリーンを使った田中の右45度3ptで14-15とついに1点差。だが、特別区も0:02、*野村が右45度遠目の3ptをぶち込み、14-18でブザー。

■2Qは一進一退の熾烈な争い。*鈴木と*赤津の連携で得点を重ねる特別区に対し、山武は9:01来留嶋、8:43田原の連続3ptで応戦。7:39には、田中→ゴール下来留嶋で24-22とするが、特別区も7:29、野村の正面3ptで24-25と再逆転。このあと、6分台から山武が波に乗り、DEFに競り勝った伊藤、来留嶋カットイン→田中(バスカン○)、岩瀬→バウンドアシスト→田中で4:36には31-25と逃げる。

しかし、特別区も負けてはいない。*木本が鋭いカットインで2連続FT、速攻から*赤津と連続得点。さらに2:16には*山野井から絶妙のパスがゴール下の*木本に通り、31-31と追いつく。この後、2:10、山武来留嶋のカットイン(バスカン○)、1:52、特別区*山野井3pt×→*ORから赤津(バスカン×)、1:34、山武伊藤のミドル、0:40、特別区*赤津の仕掛け→*関の左30度3ptと両者打ち合い。36-36の同点で前半終了。

■3Qも僅差の展開。山武がまず、パスカットから来留嶋、ORから伊藤のミドル、田中→伊藤、田中×3(4:22には、マッチアップした鈴木の頭越しの技ありシュート!)で常に一歩先行するが、特別区もゾーンDEFを頑張りつつ、*吉永のカットイン、*野村の3pt×→ORから*赤津、鈴木、赤津のカットイン→外の関、木本、パスカットから一人で走った*赤津で、離されずに食らいつき、2:24には49-48と1点差。

だが、ここから、山武がエンジンをさらにふかす。1:57、外のパス交換から来留嶋が右60度3ptを決めた後(52-48)、1:15、特別区の*木本を孤立させボールを奪うと、来留嶋→田原で54-48。さらに、0:36、来留嶋が走って56-48とリードを広げる。0:22、特別区も*吉永が身体を伸びきらせながらも技ありミドルを決め1ゴール返すが、0:00、山武伊藤がブザービーター・フックシュートを見事に沈め、58-50で4Qへ。

■山武8点リードで迎えた4Q。追いかける特別区でまず魅せたのが*赤津。9:22、DEFに身体をぶつけながらワンハンドのアンダースローで難しいシュートを決めると(58-52)、3分台まで一気呵成の攻め。7:25には山野井のカットイン(58-54)、6:30、内の*赤津→野村の正面3pt(60-57)、5:31、野村→山野井(61-59)と、じわじわ追い詰める。と、4:43、またしても*野村の正面3ptが決まり61-62と逆転!さらに*山野井→*藤本で3:41には61-64に。

これに対して山武は、パスカットから来留嶋→清野、田中×2で2:16には再逆転し67-66。この直後、特別区のキープレーヤー*赤津が痛み、一時退場するハプニング。優位に立った山武だが、1:31、特別区の守りに苦しみ、24秒ぎりぎりの3ptが落ちる。だが、このあとの特別区の攻撃、ボールを運ぶPGが山武岩瀬からスチールされる。痛恨。そのまま岩瀬がゴール&バスカン成功で1:21には70-66に。

1分を切り、両者1本ずつシュートを外した後、0:26、特別区は山野井が勝負、FT1/2で1点返し70-67とし、ファールゲームを仕掛けてくる。0:22、山武は来留嶋がFT2/2で、72-67。さらに0:18、特別区の*山野井から*赤津へのパスに岩瀬が飛び込み、ボールは*赤津に触れてラインを割り、山武ボール。0:13、来留嶋がFT2/2で74-67とすると、最後、特別区*野村の遠め3ptも外れ、山武は昇格後代々木で初勝利。おめでとう!

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代々木第二の得点版に燦然と輝く山武藤沢勝利のスコア

第二試合 三井住友-*伊藤忠

 

 

■1Q
開始早々、伊藤忠は3ptを2本連続で外す。
9:10 藤塚がぽっかりDEFが空いたところに遠目のパス→鈴木で2-0
8:31 鈴木のミドル 4-0
   三井住友のゾーンDEFがばっちり決まっていて、伊藤忠は有効なシュートが打てていない。
7:50 七尾 6-0
6:06 *毛塚→ロングパス→*登 6-2
直後 速攻返し、七尾?で 8-2
5:16 *毛塚、一瞬ボールを落とすがすぐに拾いざまに3pt、8-5
3:42 *毛塚 左30度3pt、8-8
   伊藤忠は同点に追いつくも、三井住友のゾーンDEFを崩せないままだったが、2分台に入ってゴール下へいいパスが決まり始める。
2:04 三井住友、24秒ぎりぎりの苦し紛れ3ptが落ちる。
1:42 *毛塚→*登FT0/2
1:00 ORから鈴木 10-8

三井住友の岡野がマッチアップした毛塚を上手く抑えている感じ。いっぽう、伊藤忠は、毛塚、綿貫、登がいまひとつ「掛け算」になっていない印象を受けた。

■2Q
8:54 速攻、山下→斜めのロングパス→水谷 12-8
8:12 本間3pt×→ORから益田 14-8
6:45 山下の3pt気味ミドル 16-8
6:28 伊藤忠、24秒ぎりぎり3pt×
6:00 *兼子のミドル 16-10
5:41 武石がDEF二人をブロック、山下が正面3ptを沈め、19-10
4:23 ノーマークの山下がまたしても正面3pt 22-10
   このあと、*毛塚のパスがTOに。
3:57 三井住友の速攻から水谷×→自分でORから 24-10
   伊藤忠は*毛塚(岡野がマーク)も*登(鈴木がマーク)もパスの起点になれず、苦しい。インサイドの*渡辺(由)で勝負するかたちに持ち込めていない。
3:18 三井住友、素早いパスが5、6本つながり、最後、武石→山下で、26-10
2:35 *毛塚3pt×→*綿貫ORで、26-12
2:18 左の鈴木→ナイスパス→益田 28-12
   伊藤忠は三井住友のゾーンDEFを崩せないまま。
1:45 鈴木→走りこんだ益田 12-30
1:24 3ptが落ちたところ、*綿貫OR 30-14
0:30 *登、自陣から突っ走り、強引にシュート、FT2/2 30-16

■3Q
9:49 サイドチェンジから藤塚 32-16
9:14 *登 左45度3pt 22-19
9:02 鈴木がカットインから藤塚へ戻し 19-34
8:54 *毛塚の回り込みカットイン 34-21
8:26 渡邊(芳)FT1/2 35-21
   このあと、*毛塚が3ptを外す。本人も思わず「あーれあれ・・・」
7:26 七尾のターンシュート 37-21
6:55 鈴木の左45度3pt 40-21
6:19 *綿貫の正面3pt 40-24
6:02 藤塚、遠め正面3pt 43-24
   この後、*毛塚がパスカットされる。お、親分・・・。
5:08 七尾の正面3pt 46-24
4:45 *登?の3pt×→*田中のOR 46-26
   このあたりから、伊藤忠のゾーンDEFが決まってくる!
1:54 水谷のミドル×→益田がジャンプ、空中でボールをバレーのトスのようにバスケットへ流し込み48-26
   お見事!このプレー、試みるのはよく目にするが、実際に成功した場面を見た記憶は無いような・・・。このシュート、なんか名前がついてるのだろうか。

■4Q
9:54 山下→水谷 50-26
9:52 益田FT 51-26
9:42 スピードに乗った攻撃から*登→*渡辺(由)51-28 やっと出たか、という感じ。
9:25 本間のミドル 53-28
7:56 *登 左60度3pt 53-31
7:40 鈴木、身体能力の高さを見せつけるレイアップで、55-31
7:17 鈴木、力の抜けた美しいフォームからの3ptで、58-31
6:46 岡野→渡邊(芳)のミドル 60-31
5:59 24秒ぎりぎりで*篠原 60-33
5:42 *田中のミドル 60-35
5:15 新井の3pt気味シュート 62-35
4:59 速攻、鈴木が自陣からゴール前の新井へロングバウンドパス! 新井FT0/2
4:41 *篠原のミドル 62-37
3:33 伊藤忠5F 武石FT1/2 63-37
2:27 *福田、インサイド勝負に勝ち、64-39
2:04 鈴木の右45度3pt 67-39
1:45 *登 左45度3pt 67-42
1:26 鈴木、*綿貫をかわしてミドル 69-42
1:11 *田中? 69-44
0:37 速攻から*登、正面遠目3pt 69-47
0:16 伊藤忠5F 新井FT1/2 70-47
0:10 *田中→*綿貫右30度3pt 70-50

■三井住友がDEF場面で戻りが早く、ゾーンDEFが上手く機能したため、伊藤忠は有効なパスをインサイドに入れることが出来ない場面が目立った。個人的には、三井住友が余裕の守り勝ちという印象を受けた。伊藤忠は、ポテンシャルの高い選手はいるのだが、チームとしての熟成にもう少し時間をかけたいところ。大化けする可能性もあるだけに、今後が楽しみだ。

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第三試合 丸紅-*クラヤ


打ってるのはたぶん横山


ボールを持つのが渡邊(舞)。この日はこの辺からどんどん打っていた。

■1Q
9:00 椎木がカットイン→外の横山3pt 3-0
8:42 *山崎?の3pt 3-3
8:27 *白田 3-5
7:23 エンドラインからすぐに関口の3pt 6-5
7:16 *楠田 6-7
6:36 *楠田FT1/2 6-8
5:39 *楠田FT2/2 6-10
5:14 左の*白田→正面に走りこんだ*山崎 6-12 スピードで相手DEFの隙を突いた見事な攻め!
4:26 岩波がゴール前勝負でFT2/2 8-12
4:02 クラヤのTOから横山が走り、10-12
3:45 *白田 左30度3pt 10-15
3:22 右の椎木→岩波のスクリーンを使った渡邊(舞)、正面遠目の3pt 13-15
2:09 岩波、ゴール前でDEFをかわし、つんのめりながらも 15-15
1:37 渡邊(舞)3ptラインの2mぐらい後方から正面3pt 18-15 ドッヒャー!スッゲー! 
0:30 丸紅が素早い複雑なパス回し、最後は岩波→正面の大城で 20-15
0:30 丸紅5F? *山崎FT2/2 20-17

■2Q
9:50 横山の正面3pt 23-17
9:01 *山崎→走りこんだ*楠田 23-19
8:31 渡邊(舞)正面遠目3pt 26-19
7:30 渡邊(舞)横へ移動しながら、右45度3pt 29-19 これは上手かった!
6:17 関口、回りこみながらの大きなレイアップ 31-19
5:20 *斉藤(知)FT1/2 31-20
4:53 速攻、椎木→関口 33-20
4:38 大城→渡邊(舞)左60度3pt 33-23 いやー、今日は「渡邊煙花店」のお祭りですな。しかも、打つタイミングが早い。そして遠い。場内からは「ウワー」という歓声ともため息ともつかない声が毎回あがる。筆者も思わず、決まるたびに、身体の力が抜ける感じが。岡里、桜庭、矢野(良)、矢野(優)、坂田、小笠原、紺野、柳本、堀部といったシューターが大当たりした試合をこれまで何度も見てきているが、ここまで早くて遠い3ptがボカスカ決まるのを見たのは初めてだ。
4:27 椎木のミドル 35-23
4:02 ゴール下でターンし 37-23
3:37 大城→岩波 39-23
3:28 *白田FT1/2 39-24
3:17 横山の右45度3pt 42-24
3:00 *斉藤(知)左45度3pt 42-27
2:45 椎木 44-27
2:34 *山崎の左60度3pt 44-30
1:55 *楠田FT2/2 44-32
1:13 *佐藤FT0/2
0:09 椎木のミドル 45-32

■3Q
9:48 ORから*楠田 45-34
9:18 *大崎のミドル 45-36
8:42 渡邊(舞)正面遠め3pt 48-36
   ここで丸紅監督、DEFに関して「もっとボールを見ながら。下がらない!」と大声で指示。
   丸紅はDEF場面で前目から当たっていくようになる。
7:34 *白田FT2/2 48-37
7:27 椎木が一人で突っ走り 50-37
7:14 佐藤→楠田 50-39 素晴らしい攻撃。それに対して丸紅監督、「上げろ、ライン!」
6:27 丸紅、上手く守りきる
6:09 外の*白田→内の*楠田 50-41
   丸紅はインサイドをあまり上手く使えていないのに対し、クラヤはセンター*楠田がきちんと仕事をこなしている。9点差ではまだ分からない。クラヤの3ptに当りがでれば、すぐにひっくり返りそう。
5:45 ゴール下森崎→ゴール前岩波×→ORから椎木 52-41
4:04 渡邊(舞) スピードに乗ってDEFをかわし、そのままスッとレイアップ 54-41 お見事!
3:29 渡邊(舞)正面遠め3pt 57-41
3:20 *白田 正面3pt 57-44
2:04 自陣の*斉藤(知)→*楠田 57-46
1:41 椎木 右60度3pt 60-46
1:21 サイドからのリスタート、すぐに*楠田 60-48
1:04 森崎?3pt 63-48

■4Q 
8:58 速攻から*斉藤(知)左60度3pt 63-50
   ここで渡邊(舞)の3pt落ちる ちょっと花火がシッケてきた感じ。
8:28 *白田の左30度3pt 63-53
   ずっと続いていたクラヤの「ディーフェンス」コールがこの3ptを機にぐっと大きくなる。それにあわせて、バックスタンドの応援席からも手拍子が。盛り上がってきたぞ!
7:59 岩波の正面ジャンプシュート 65-53
7:48 *斉藤(知)正面ジャンプシュート 65-55
7:27 岩波のスクリーンを使った椎木のカットイン FT0/2 た、隊長・・・。
7:16 *佐藤→右から走りこんだ*楠田、アリウープに近いタイミングで、65-57 びぎビギ美技!
7:01 関口→岩波 67-57
6:48 *楠田 67-59
6:18 *楠田 角度の大きいターンをしつつシュートで、67-61 お見事!さすがです!
5:52 クラヤの速攻 ?→ロングパス→斉藤(知) 67-63 クラヤが11点追い上げ4点差に!
   この辺から会場全体がピーンと緊張感に包まれ、異様な雰囲気になってくる。
5:25 椎木を*白田が止め、クラヤの守り勝ち
   このあと、クラヤは好パス連発。だがシュートは落ちる。
3:54 岩波がゴール下で粘り 69-63
3:?? *斉藤(知)→*白田 69-65
2:26 大城→森崎 71-65
   このあと、*白田の3ptが落ちる。
2:07 岩波FT2/2 73-65
1:49 *楠田、身体を伸びきらせながら、反転しつつワンハンドで 73-67 こういうのを「身体能力」っていうんですな。
   このあと、渡邊(舞)の3ptが落ちる。
   ボールの無いところでも当りが激しく、金網有刺鉄線電流爆破デスマッチの様相に。ふと、コートサイドを見ると、いつのまにか割れたガラスの破片が一面に引き詰められているではないか!
1:08 森崎、5Fで退場。堀江が欠席の丸紅は6人になる。
1:59 *白田×→*楠田OR 73-69 またしても4点差。
0:49 *斉藤(知)の3ptが落ちる
0:46 クラヤ5Fで岩波FT2/2 75-69
0:38 斉藤(知)の3ptが落ちる
   クラヤ、すぐにスチール、だが、斉藤(知)の3ptが入らない。
   このあと、クラヤは全員が敵陣で守る。
0:15 クラヤファールで岩波FT2/2 77-69
0:10 *白田、3ptを打とうとしてトラベリング
0:08 クラヤファールで岩波FT1/2 78-69
0:04 *斉藤(知)?→ロングフィード→*楠田 78-71

■前半、爽快な3ptショーで推移した試合が最後には灼熱の肉弾戦にヒートアップ。クラヤの4Qの追い上げ、特にエース楠田の頑張りには脱帽するしかない。丸紅は何と言っても渡邊(舞)。いいものを見せてもらいました。感謝。ちょっと3ptに頼りすぎなのかなとも思ったが、BOXを見ると、センターの岩波が25点で稼ぎ頭。岩波はまた、スクリナーとしても上手く機能していた感じだ。

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■丸紅とクラヤ、山武と特別区は実力伯仲。どっちが勝ってもおかしくない試合だった。700円でこんなにエキサイティングなものを見せてもらっていいの、てな感じ。優勝争いと入れ替え戦回避争いを戦うこれら4チームによる2次リーグでの戦いが楽しみだ。伊藤忠は大差をつけられてしまったが、秋の選手権ではきっと、「目の上のたんこぶ」三井住友へのリベンジを果たしたいと思っていることだろう。こちらも侮れない。いっぽうの三井住友。2次リーグでは一つは勝ってくるような予感がする。どちらだろう・・・。

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